【ご相談例】相談に来る企業に、まず最初に伝えること

企業からのご相談を受けるとき、最初に私が必ずお伝えすることがあります。
それは、「答えは、私たちではなく、あなたの中にある」ということです。

コンサルタントや支援者に期待される役割はさまざまです。
課題を整理してほしい、改善策を出してほしい、DXやAIで何かできないか聞きたい。
その気持ちはとてもよく分かりますし、私たちの仕事はまさにそのためにあります。

でも同時に、外部の誰かが「正解を教えてくれる」と思っているとしたら、それは少しだけ危険なスタートラインかもしれません。


あなたの中に眠っている“問い”こそが、出発点

私たちは、“あなたの会社の中にある問い”と、真正面から向き合いたいと思っています。

それは、売上やコストの数値ではなく、
 「なぜ今、この事業をやるのか」
 「どこに進みたいのか」
 「何を変えたくて、何を守りたいのか」
といった、もっと感情に近い、背景のある、具体的な“情景”です。


「相談する」とは、「物語を語る」こと

初回の打ち合わせでは、できるだけたくさん話してもらうようにしています。

数字や資料がなくても大丈夫。
むしろ、机の下に隠れているような、悩みや違和感や、もやもやした予感こそが大事です。

一見バラバラに見える言葉のなかに、必ず「核」があります。
それを一緒に見つけるのが、INKUBOIの最初の仕事です。


一緒に問いを育てましょう

課題を整理し、打ち手を考え、仕組みをつくるのはそのあとです。
順序を間違えなければ、解決策は自然に見えてきます。

だからこそ、最初の一歩は“問いを持つこと”

私たちは、あなたの中にあるその問いを言語化し、育て、形にするプロセスに伴走します。


答えはあなたの中にある。

一緒に問いを育てましょう!

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