事業アイデアに“問い”がなければ始めるな


新しい事業を立ち上げるとき、多くの人が最初に考えるのは「何をつくるか」です。

プロダクトの機能、ビジネスモデル、市場規模……。もちろん大切ですが、それ以上に重要なのが “問い” です。


アイデアは“問い”から生まれる

イノベーションは「何を提供するか」ではなく、「なぜそれを提供するのか」という問いから始まります。

たとえば──

  • なぜこの市場にまだ解決されていない問題があるのか?
  • ユーザーは本当に何に困っているのか?
  • 既存の選択肢ではなぜ満たされていないのか?

この問いがなければ、どれだけ斬新なアイデアも一時的なブームで終わってしまいます


問いは“羅針盤”になる

問いがあることで、アイデアは単なる思いつきから「事業の方向性」へと変わります。

たとえば、「人々はモノではなく体験を買っているのでは?」という問いがあれば、開発の焦点は機能競争ではなく“体験設計”に向かいます。

問いは意思決定を導き、チーム全体を同じ方向へと進める羅針盤になるのです。


INKUBOIのスタンス

INKUBOIは、新規事業支援の場面で「まず問いを立てる」ことを徹底しています。

「何をつくるか」より前に「なぜそれをやるのか」。

問いが深ければ深いほど、事業の持続性や拡張性も大きくなります。


まとめ

事業はアイデアからではなく、“問い”から始まります。

正しい問いがあれば、たとえ最初のアイデアが変化しても、本質的な方向性を見失いません。

INKUBOIは、企業と共に“問いをデザインすること”から未来を創り出します。

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